【番外編】 京都の銭湯
【2009年4月】
京都・祇園のホテルで目を覚ました。
昨夜は相当飲んだに違いない。宿酔に加え、記憶も怪しい。
昨日から酒好きの仲間12人で京都旅行。昼は琵琶湖畔のドイツ料理店でビール、ワインを飲んで島原・角屋見学。夕方から祇園の料亭で舞妓、芸妓を揚げてのお座敷遊び。その後は各自自由行動。
私は、円山公園の夜桜見物をした後、BARのはしご。2件目までは覚えているが・・。
本日の予定は15:00にサントリー山崎蒸溜所集合。それまではフリータイムなので、まずは銭湯でリフレッシュ、それから京都市内をぶらつくことにした。
銭湯は、三条新京極の「桜湯」に決めた。祇園から鴨川を渡り木屋町、高瀬川沿いを北に上がる。折しも桜が満開で、高瀬川は桜のトンネル。途中休みながら桜を眺めると、宿酔が癒される。ホテルからそぞろ歩き25分で桜湯に到着。
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■桜湯
桜湯は、昔ながらの銭湯だが、朝10時から営業。これが酒飲みにはありがたい。調べた限りでは、他に午前中から営業している銭湯はなかった。
入口に券売機がある。料金体系は、大人が、入浴のみ410円、貸タオル付440円。これに、石鹸、シャンプー、サウナ利用券が各30円となっている。私はすべて付けて530円で入った。
番台でタオルを受け取る。脱衣場は広くて真ん中に腰掛ける休み台がある。開店間もない時間にも拘わらず、男性浴場には8人のお客。
浴室も広い。湯船は、入って左側が深さの異なる大浴槽とジャグジー、正面の壁にサウナ出入り口、右側に水風呂と深さの異なる電気風呂、と種類も多い。
洗い場で身体を洗った後、大浴槽へ。温泉ではないのだが、ついクセで泉質をチェックしてしまう。(^^;
循環装置が付いていて塩素殺菌はされているが、塩素は強くない。それに、少しづつ無色透明の水が加水されている。早い時間だからかもしれないが、湯はとてもきれいで気持ちよい。
サウナに入ってみる。最近、低温サウナが多い中、ここのは強烈に暑い。酒のせいもあってか、すぐにダラダラと汗が噴き出す。数分間入って水風呂へ移動。
水風呂には、2本の筒から大量の水が蕩々と流し込まれている。浸かってみると、まったく塩素が入っていない。流れ落ちる水を口に含んでみると軟水系でおいしい。不思議に思って一旦風呂から上がり、番台のおばちゃんに尋ねた。
「水風呂の水、少し飲んでみたらすごく美味しいんですが、水道水ではないですね?飲めますよね?」
「ここは井戸水を汲み上げて沸かしているんです。水風呂は井戸水をそのまま流し込んでいます。おいしい水や言うて近所の方は汲んで持ち帰る人もいてはります。」
「なるほど。大浴槽に加水しているのも水道ではなくて井戸水なんですね?」
「そうです。(^^)」
大浴槽も、半循環で、半分は源泉掛け流しならぬ井戸水掛け流しだったんだ。湯がきれいな理由がわかった気がして少しスッキリ。また、入って気持ちの良い水風呂というのもヘンな表現だが、おいしい水が飲めるのはありがたい。サウナと水風呂を3往復した。
最後に電気風呂の浴槽へ。先客が2名いらっしゃる。
「おにいさん、ここははじめて?」
「そうです。」
「これ、試したらええよ。座る場所で強さも変わるから。」
ピリピリとよく効く。昨日から結構歩いているので、これも心地よかった。しばし、湯船の中で世間話。広島から旅行で来たと言ったら、驚かれていたが(^^;
湯上がりに脱衣所でほっこりする。真ん中の休み台には煙草盆が置かれ、湯上がりのご近所さん同士が世間話。話題は最近の政治と開幕したばかりのプロ野球。なんとも言えない懐かしい空気。
そう、ここは昭和なのだ。施設もそうだし、ここに来ている人達の距離感もそう。喫煙に対してもおおらか。こんな施設が近所にある京都の人が羨ましい。
1時間30分近くゆっくりしたおかげで、からだも頭も随分スッキリ。元気になって銭湯を出た。
桜湯の情報
住所:中京区新京極三条下る桜ノ町406の4 地図
電話:075-221-4062
営業時間:10:00~23:00
定休日:金曜日
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桜湯の近隣で、私が訪ねた食事とお酒のおすすめスポットを2軒紹介します。
雰囲気は対照的ですが、どちらもいいですよ。
■アサヒビアレストラン スーパードライ京都

桜湯から河原町通に出たところにアサヒビール直営のビアホールがあるのです。その距離わずか100m。風呂上がりのビールって旨いに決まっているので、ちょいと覗いてみることに・・・。(懲りないナア^^;)
ビールは、国産、外国併せて11種類。他に焼酎、日本酒、ウィスキー、ワインもあります。
ここお店の特徴はビアジョッキのサイズ。生ビール大ジョッキは、なんと1,300ml。中ジョッキで800mlと一般の大ジョッキサイズ。メニューも見ないで「とりあえずスーパードライ生大」とか頼むとびっくりすることになります。私は、ハーフ&ハーフを中ジョッキでもらい、のどの渇きを癒した後、熟撰とイギリスの上面発酵ビール、ベルギーのチェリーの自然発酵ビールなどを頂き、満足。(^^)♪
つまみには、宮城県産ソーセージとガーリックトーストを頼みました。どちらも美味しかったです。ガーリックトーストは細身ながら全長50cm!
詳細情報
ホームページ (メニューや営業時間などはこちらへ)
電話:075-221-1882
■京極スタンド
桜湯の洗い場に京極スタンドの広告を見つけた。
一昨年京都に訪れた際、友人に勧められて初めて行き、とても気に入った大衆食堂(酒場)である。
桜湯も昭和レトロだが、京極スタンドも正真正銘の昭和レトロ。同じ方向性の異業種が広告でコラボしているのが面白い。
アサヒビアホールを出て、阪急電鉄の四条河原町駅に向かう。山崎のサントリーに向かうには時間があるので、スタンドで時間つぶしすることに。

京極通りを下がり、あと50mで四条通りに出るあたりにスタンドがある。
昭和2年創業のこのお店、本物の昭和レトロである。外観も店内も昔ながら。メニューも、どこか懐かしい昔の雰囲気が漂う。
この日の注文は、揚げそば(750円)とビール。このボリューム!これでこの店の標準サイズです。来店のたび思うのが、何を食べても美味しい。しかも安い。昼12時から開いているのもありがたい。B級グルメの名店です。
詳細情報
ホームページ (メニューや営業時間などはこちらへ)
電話:075-221-4156
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